LOGISTICS BLOG

物流ブログ

物流サービス

2026/4/3

今すぐ分かる!段ボール 規格と厚みの基礎

物流倉庫の業務では、入荷から出荷まであらゆる工程で扱う段ボール。物流においては“切っても切れない”資材です。

段ボールは単なる“箱”ではなく、物流を支える重要なインフラ。今回は段ボールについて取り上げます

■段ボールの基本構造(フルート・ライナー)

段ボールは、以下の3層構造でできています。

•表ライナー(外側の紙)
•フルート(波状の中芯)
•裏ライナー(内側の紙)

の3つが貼り合わされることで、軽量で高い強度を持つ構造になります。

■フルート(中芯)の種類と用途

フルートは段ボールの“骨格”であり、厚みや強度を決める重要な要素です

フルート厚み特徴主な用途
Aフルート約5mm衝撃性が高い家電、精密機器
Bフルート約5mm強度と薄さのバランス食品、日用品
Cフルート約5mmAとBの中間汎用性が高い
Wフルート約5mm高強度重量物、海外輸送
Eフルート約5mm薄く軽いEC用
Gフルート約5mm超薄型ギフト箱、化粧箱

■ ライナー(表ライナー・裏ライナー)の強度規格

ライナーは段ボールの“表面”にあたる部分で、CライナーとKライナーという2種類のライナーがあります。

Cライナーはジュートと呼ばれる古紙をメインにした素材で、Kライナーはそこに幾分かバージンパルプを混ぜて作られた素材となっています。

Cライナーは価格の訴求や環境的に良い素材、Kライナーはより強度の強い素材とされ、それぞれのライナーが原紙の重さ(厚み)の違いでクラス分けされています。

特徴用途
C5安価だが弱い軽量物、宅配
K5標準食品、機械部品
C6C5よりさらに強い野菜、飲料
K6やや強い什器、機械関連
K7高強度重量物、海外輸送

表の下に行くにつれて(C5→K7)、箱の強度が上がります

■段ボール箱の形状例

・A式(みかん箱型)

最も一般的な段ボール箱。コストが安く、強度も十分。


・ワンタッチ式(底ワンタッチ)

用途:EC発送、アパレル、雑貨

底が自動で組み上がるタイプ。

•メリット:作業効率UP、EC向けに最適
•デメリット:A式よりやや高価


ダンボールは一見同じように見えますが、その用途や役割にあわせて素材や形状、印刷など様々な要素が異なって設計されています。

最近では持続可能な森林の保護を考えたFSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)などの取り組みに対応した素材もあります。

規格を理解することで、普段何気なく使っている段ボールにも新たな発見が生まれ、より適切な資材選定や業務改善にもつながります。

ぜひ皆さんも、身近な段ボールの規格を一度調べてみてください

関連する記事

  • 【30年前】と現在の物流業務の比較!物流業務の進化について考えてみます
  • もやし・鉄砲・オリコンなど!?物流現場で登場する『変わった呼び方』に注目しました!
  • ”製品”と”商品”は違うと知っていましたか?|実は、馴染み深い【流通加工】

CONTACT

当社に関するご質問やご相談はお電話または下記フォームよりお問い合わせください。
気になる点や質問などもございましたら、お気軽にご連絡下さい。

株式会社フロー・メイカーズHD(旧:水岩グループ)は、物流サービス・人財支援サービス・システムサービス・コンサルティングサービス・データ分析で物流課題に合った解決策を提供します。