”製品”と”商品”は違うと知っていましたか?|実は、馴染み深い【流通加工】
皆さんは、流通加工作業というものをご存知でしょうか。
、、、と、少し馴染みない表現でしたが、実は普段お買い物中に私たちが手に取る商品は”流通加工作業済み”の商品なんです!
そして筆者の所属するセンターでは、「流通加工」をメインで作業をしているので、今回は「流通加工作業」と「”製品”と”商品”の違い」について説明したいと思います。
流通加工作業とは?
■流通加工作業
➩商品の流通過程において、消費者やユーザーの利便性を高め、商品の付加価値を向上させるために行われる一連の加工作業
と、言葉にしてもなかなか伝わり難いですね(>_<)💦
具体的にはどのような作業をするのでしょうか?
■具体的な作業例
(種類問わず)検品・点検 | ➩商品に傷や汚れ、不良がないかを確認し、品質を保つ |
アパレル関連の商品 | ➩タグ付け、値札付けなど |
その他 | ➩ラベル貼り、セット組み(箱詰め)など |
■流通加工作業の目的
➩物流センターで加工を行うことで、商品の流通工程における作業をまとめ、効率化とリードタイムの短縮に貢献します!
“製品”と”商品”
流通加工作業における重要な要素の1つに「”製品”と”商品”」があります。皆さんはこの2つの違いは分かりますか?
■製品の定義
➩製造した品物(広辞苑 第七版より抜粋)
つまり、「製品」は原材料や部品を加工し、製造・組み立てられた完成品であることが分かります。
■商品の定義
➩商売の品物。売買の目的物たる財貨。(広辞苑 第七版より抜粋)
つまり、「商品」は需要と供給の間で交換される品物であることが分かります。
それぞれの違いは・製品は「加工された完成品」・商品は「市場に供給される物やサービス」
下の図で言うと③加工=流通加工作業にあたります。

センターに納品された製品の検品・タグ付け・シール貼りなどして「製品」から「商品」へ、、、。
そして販売可能な状態で格納チームへ引き渡します!
まとめ
いかがでしたでしょうか?私たちの営業所では、皆様のお手元に届く前段階の作業=流通加工をメインとして作業しています。
「流通加工」と言っても、細かく分けるとその中には種類がたくさん。出庫先毎に異なるタグも存在します。
そういったタグの仕分けやカウントも、実は加工作業の一部なのです。
我々は社員だけでなく、加工作業に従事している作業員ひとりひとりが、「製品」から「商品」へしていると意識を持ち、日々取り組んでいます。
この記事を読んで、単に物流作業(入出庫など)のみならず、流通加工作業について我々の会社について「こういったこともやっているのか!」と少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。