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SMARTS-Neo.WMSシステムサービス

2024/12/24

【在庫一元管理】を助ける”配分処理”のメリットを簡単に説明

一般的な保管管理と一元管理

一般的な保管管理

一般的に倉庫で商品を在庫として保管する際、その在庫は以下のように棚を区別して保管されます。

  • 店舗用在庫の棚
  • ECサイト用在庫の棚
  • フリー在庫の棚

その場合、データも実際の棚に紐づき別の場所のデータとして在庫を持ちます。


一元管理

それに対して、棚を統合させ「店舗用」や「ECサイト用」の在庫を一つの棚で管理する方法もあります。

“統合管理”や”一元管理”などと呼びますが、この方法の場合、データも統合在庫という大きな一つの場所で在庫を持ち、その大きな括りの中で「店舗用」「ECサイト用」の箱に区分けを行います。

一元管理を助ける”配分処理”

そんな一元管理を助ける機能の1つに「配分処理」があります。配分処理は在庫をシステム上のそれぞれの箱に確保する際、設定された優先度に基づいて上から順に確保を行います。

配分処理を活用するメリット

では、優先度をつけて在庫を確保することのメリットは何でしょうか?

それは、【出荷・販売の機会損失のリスクを低減させる】ことです。

特にECサイト用の在庫なら分かりやすいかもしれません。ECサイトでのほうがよく売れる商品の場合、優先度を高く設定しておけばシステム上のECサイト用の箱に対して優先的に在庫の確保をすることができます。

商品の入庫が予定より少なかった場合も、ECサイト優先的に在庫を表示でき、販売の機会損失のリスクを低減させられます。


弊社システムは本記事で紹介した配分処理を機能の1つに備えております。

気になった方は、お問い合わせフォームよりお問い合わせお待ちしております。

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