人材と人財
初夏の訪れを感じることの出来る、この季節…
「初夏」とは…と考えさせられるほどに日々の暑さが増してきております。
しかし夏の暑さはこれからが本番!!
これからの時期はこまめな休憩と水分補給を行い、空調なども上手に活用して体調管理はもちろんのこと、みんなで熱中症対策をしっかりと行いましょう!
さて、話は変わりますが今回のブログテーマは
「人材」と「人財」です。
読み方は同じですが、使用している漢字が違います。
皆さんはこの違いが何だか分かりますか?
一緒に考えてみましょう!
「人材」と「人財」の違い
皆さんは「人材」と「人財」の違いについて、どのような違いがあるのか分かりますか?
漢字が違うからといって何かが変わるものなのか…ここでは、その疑問に触れていきたいと思います。
≪~人材とは~≫
「才能や能力がある人物」を意味する言葉です。
英語では「Human Resource(人的資源)」と表され、資金や情報と並ぶ経営資源としても捉えられています。
≪~人財とは~≫
そもそも「人財」とは、「人材」から生まれた造語です。
根本的な言葉の意味は、「人材」と変わりません。
英語では「Human Capital(人的資本)」と表されます。
≪~違い~≫
「資源」と 「資本」
「資源」とは…個人が持つスキルや能力を「資源」として捉え、経営目標を達成する為にうまく活用するといった考え。
「資本」とは…個人が持つスキルや能力を 「資産」とし、「人財」を投資の対象として考える。
言葉の意味は同じでも、言葉の中身が全然違うことが分かります。
「人財」に込められた想い
「人材」と「人財」の違いで触れましたが、2つの言葉の大きな違いは 「資源」か 「資本」かになります。
言葉の意味としては、どちらも「才能や能力がある人物」であり、違いがないことも分かっています。
では、なぜ「人財」という造語が造られたのでしょうか?その言葉に隠されている想いとは…
個人的な見解ではありますが、我々人間には「心」があります。
同じ意味を持っていたとしても使用する言葉(単語)によって受け取り側の捉え方も変わります。
単語として見た時に、皆さんならどちらに良いイメージを抱きますか?
「人材」?それとも「人財」?
どちらの言葉も意味は同じであれど、使われている漢字一文字に大きな違いがあると思います。
「人財」には、読んで字の如く、従業員ひとりひとりを価値ある財産と捉え
従業員を 「宝」として大切にしていこうとする想いが込められているのではないでしょうか。
まとめ
今回、「人材」と「人財」をテーマにブログを書かせて頂きました。
何故このテーマにしたのかというと、私自身が所属している営業所では「人財支援」も行っているからです。
ひとえに人財支援と言っても様々な方法があります。
弊社では企業様からの人的支援依頼を受託し、希望されている営業所へ出向というかたちで人的支援を実現しております。
中には勤めている会社と違う企業(会社)で働くことに抵抗や不安を抱く方も多いと思います。
しかし我々はその思いを払拭すべく、
営業担当者が密に連絡を取り、実地に赴き、コミュニケーションを図ることで出向社員が不安になることのないように日々努めております。
前項にも記載しましたが、
社員ひとりひとりが
会社にとっての「財産」であり、「宝」なのです。
私たちは、「人財支援」というかたちを通して、
個々に身に付けている知識(才能)や能力の更なる成長に期待し、
皆様の活躍出来る場をこれからも広めて参ります。
言葉の意味は同じであっても使用している漢字が違うだけで抱く(与える)印象も変わります。
「人材」と「人財」、皆様はどのように感じたでしょうか。