【カラー雑学】「カーキ色」ってどんな色?|国や時代で変わる色のイメージ
皆さんは「カーキ」と聞くと、どんな色を思い浮かべますか?
いきなりですがクイズを出してみます!
右の迷彩柄のうち、カーキ色はどれでしょう?
A:グリーン系
B:ベージュ系
C:黒系

黄土色のようなベージュ系?それとも、くすんだ緑のような色?
実はこの「カーキ色」、国や時代によって受け取られ方が大きく異なる色なんです。
◆答え B:ベージュ系
いくつか調べてみると、、カーキは「土埃」を意味し、主に軍服に用いられる淡い茶系色・砂色を指すそうで、JIS規格におけるカーキという色の定義は「茶色がかった黄色」とされています。
厳密には軍服の色や色調は国や時代によって異なるため、カーキ色は単一の色を示すものではありませんが、現代で「カーキ色」と呼ばれるものには、橙色に近いものから緑、オリーブ色っぽいものまで幅広く存在します。
諸外国では原義に基づく「Khaki」、つまり砂色だけがカーキとして認識されることが多いですが、
冒頭のクイズで選んだ方が多かったかもしれないA:グリーン系。主にオリーブ色は日本においてカーキ色と認識されています。なぜそうなったのでしょう。
◆なぜオリーブ色≒Khakiとなっているなのか?
そのわけはカーキ色が軍服に用いられたからだと言われています。
日本には国防色という茶褐色(濃緑色系)の軍服があったので、カーキ色 → 軍服の色 → 濃緑色系、という解釈が発生したというわけです。
◆まとめ
先日、洋服をネットで買おうとしたところ、自分の認識と違う色が表示されましたのをきっかけに今回の記事を書くに至りました。
海外ブランドの商品やネットショッピングの普及によって、「カーキ」と一口に言ってもベージュ系かグリーン系かで印象がまったく異なるケースも。。。
そのため、オンラインで色を確認する際は、画像やカラーコード(#◯◯◯◯◯◯)をしっかりチェックすることをおすすめします!
「白って200色あんねん」と某有名人が言っていたように言っていたように、各色1つ1つにも何か歴史があり、異なる色を同じ色として思い浮かべることがあるかもしれませんね。
最後に、和色大辞典より4つの日本の伝統的な「濃緑色系」の色をご紹介します。
菜種油色 なたねゆいろ #a69425
抹茶色 まっちゃいろ #c5c56a
鶯色 うぐいすいろ #928c36
萌葱色 もえぎいろ #006e54



