育成風土醸成研修の第2回を実施しました|相手との違いを知り、信頼関係を築く
物流ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回に続き、マイナビ様による「育成風土醸成研修」の第2回を実施しました。
前回の様子はこちら
今回の研修では、コミュニケーションに活かす考え方や信頼関係を築く関わり方を中心に、相手とのより良い関係づくりについて学びました。
仕事を教えるとき、同じ説明をしても、相手によって受け取り方は異なります。経験や立場だけでなく、一人ひとりの気質やコミュニケーションスタイルにも違いがあるためです。
人を育てるためには、相手を理解し、その人に合った関わり方を考えることが欠かせません。
研修で扱った内容を振り返りながら、物流の現場におけるOJTや日々のコミュニケーションへ、どのように活かせるのかを考えます。

相手の立場から考える
同じ出来事でも、経験や立場が違えば、見え方や受け取り方は変わります。
「自分はこう思う」という視点だけで判断せず、「相手からはどのように見えているのか」を考えることを学びました。
仕事を教える場面では、説明した側が分かりやすいと思っていても、教わる側が同じように理解できているとは限りません。
相手がどこで分からなくなったのか、何を聞けばよいのか分からない状態になっていないかを確認することで、伝え方を調整できます。
相手の反応を見ながら言葉を補い、必要であれば説明の順序や表現を変える。こうした関わり方が、相手に届くコミュニケーションの基本になります。
信頼関係は仲が良いだけではない
OJTにおける信頼関係とは、単に仲良くすることではありません。
研修では、次のように仕事について率直にやり取りできる関係が挙げられました。
- 分からないことを質問できる
- ミスや遅れを隠さず報告できる
- 自分の考えや状況を伝えられる
- 必要なことを明確に伝えてもらえる
安心して仕事について話し合える関係をつくることが、OJTにおける信頼の土台です。
報告・連絡・相談でも、伝えたという事実だけで終わらせず、相手に内容が伝わったかを意識する必要があります。
「何を伝えるか」と「どのように伝えるか」の両方を考えることで、認識のずれを減らしやすくなります。

一人ひとりの気質やスタイルの違いを知る
研修で特に印象に残ったのが、人にはそれぞれ異なる気質やコミュニケーションスタイルがあるという考え方です。
人の気質を大きく4つのタイプに分け、それぞれの強みと関わる際のポイントを考えました。
Aタイプ 活気があり、決断力がある
スピード感を持って行動し、物事を前へ進めることが得意なタイプです。
「まずやってみよう」と積極的に動き、迷う場面でも決断できる力があります。仕事では、リーダーシップを発揮し、目標に向けて周囲を引っ張る場面で強みが活かされます。
自分のペースで進められる分、相手にも同じスピードを求めてしまうことがあります。
相手の状況を確認しながら進めることで、持ち味を活かしながら周囲と歩調を合わせやすくなります。
Bタイプ 社交性があり、他者を許容する
人との関わりを大切にし、明るくコミュニケーションを取ることが得意なタイプです。
相手との距離を縮めることが上手で、チームの雰囲気を明るくする存在にもなります。人の考えや個性を受け入れる柔軟さも強みです。
人との関係を重視するからこそ、相手への配慮を優先しすぎることもあります。
良い関係を保ちながら、仕事に必要なことはきちんと伝える姿勢も求められます。
Cタイプ 穏やかで、関係性を重視する
落ち着いて物事を考え、周囲との調和や人との関係を大切にするタイプです。
相手の気持ちを考えて行動できるため、周囲に安心感を与えます。メンバー同士の関係を整えたり、相手の話をじっくり聞いたりする場面で強みを発揮します。
一方で、周囲との関係を大切にするあまり、自分の意見を後回しにすることもあります。
「自分はどう思っているのか」を伝えることも、より良い関係づくりの一部です。
Dタイプ 探究心が強く、結果を追求する
物事を深く考え、納得するまで調べたり、より良い方法を追求したりすることが得意なタイプです。
原因の分析、効率的な方法の検討、最後まで結果にこだわる場面で強みが活かされます。
じっくり考えてから行動したいタイプなので、スピードを重視する人とは進め方が異なる場合があります。
目的や理由を共有することで、納得して力を発揮しやすくなります。

違いを知ることがより良い関係づくりにつながる
4つの気質に優劣はありません。大切なのは、自分と相手は違うことを理解することです。
自分にとって分かりやすい説明が、相手にも分かりやすいとは限りません。
相手の考え方や特徴を知れば、声をかけるタイミング、説明の順序、確認の仕方など、関わり方を見直すことができます。
違いをなくそうとするのではなく、それぞれの強みを理解し、互いに補い合うことが、チームとして仕事を進める力になります。
研修の学びを日々の物流現場へ
物流の現場では、OJTで作業を教える場面や、状況を報告・連絡・相談する場面が日々あります。
正しい内容を伝えるだけでなく、相手の立場やスタイルを踏まえて伝え方を工夫することで、質問や報告をしやすい関係を育てられます。
今回の学びを日々の仕事に活かし、お互いの強みを活かせる職場づくりにつなげていきたいと思います。
次回の研修も楽しみです。




