“適材適所”なチーム作りに必要なコミュニケーションの秘訣
いきなりですが、【コミュニケーション】とは単に ”言葉のやり取りをする” ことではありません。
【コミュニケーション】= 考えや感情の伝達
特に、同僚や上司と会話する時…上記のようなことを意識している人は少ないと思います。(以前までの私自身もそうでした…)
そこで今回は、適材適所なチーム作りをする上で重要なコミュニケーションはどうすればうまく出来るか?について考えたいと思います。
適材適所な人員配置
1会社の1職種であっても日々の業務での業務内容は様々。物流倉庫でもそれはもちろん同じで、倉庫管理者は「人には得意/不得意がある」ということを分かった上で作業の指示をするのが重要です。
上記のように役割分担することを【適材適所】とも言いますが、適材適所は管理者目線だけでなく作業担当者目線でもメリットがあります。
【適材適所】
一人ひとりの能力や経験・性格などを考慮し、その人に合った仕事や役割を与えること
管理者 | 作業担当者 |
---|---|
ミスや無駄な作業が減る | 自身に合った仕事が出来る |
能力が発揮されることで、業務の効率化が図られる | 能力が発揮できる仕事のため、モチベーション維持にもつながる |
もちろん、担当者の希望やパーソナリティに合わない業務や部署へ配属してしまった場合には、それがモチベーション低下につながる恐れもあります。
そうしたリスクを避け、一人ひとりの長所・短所を見つける手段がコミュニケーションです。
では職場で、自分の考えや感情を上手く共有していく/相手の考えや感情を上手く汲み取っていくにはどうしたらいいか?を少し考えます。
適材適所を引き出すコミュニケーションの秘訣
挨拶
「挨拶はコミュニケーションの第一歩」だと筆者は思っています。
相手の目を見て自分の考えや感情をしっかりと言語化して伝える、と聞くと少しハードルが高く聞こえますが、挨拶はその一瞬の言葉でも相手の今の体調や気分をなんとなくでも受け取ることができます。
「声のトーンで自分の感情を伝える」第一歩を挨拶で練習してみましょう。
日々の会話から相手に興味・関心を持つ
仕事として関わる以上、管理者は面接や面談などでも長所・短所を聞くことが多いかと思いますが、直接聞くことなく、日々の何気ない会話からも相手の長所・短所、能力などを見極めることができます。
普段の職場で長所・短所を質問されると相手も逆に考えてしまって、純粋な結果が得られないかもしれません。何気ない会話の中でも相手に興味関心を持ち、そこから相手のパーソナリティーを感じ取ってみましょう。
相手の話をよく聞く・相手の立場を理解する
相手の話をこちらから聞き出すのも有効的です。意見はあるけど自ら発言するのが苦手な人の場合、
〇〇さんはどう思いますか?
と聞くと話し出しやすいことがあります。
他にも、業務上で意見の食い違いが出た時。反対の意見を持つ相手に対して頭ごなしに否定するのではなく、意見を受け入れたうえで自分の意見を伝えることでより良いコミュニケーションを図ることができます。
まとめ
今回は、”適材適所なチーム作り”にフォーカスし、その上で重要なコミュニケーションをどうすればうまく出来るか?ついて考えてみました。
コミュニケーションの方法は対面だけでなくメールなど非対面の方法もありますが、今回紹介した秘訣は対面の場合のほうが活用しやすいかもしれません。
コミュニケーションは人間関係や信頼関係を築くことができ仕事の効率化にもつながるので、今回紹介した方法を参考に、自分/相手の考えや感情を伝える/汲み取る練習をしてみてください。