人財育成】研修の内容を決める前に知っておきたい2つの相対効果|ピグマリオン効果・ゴーレム効果の考え方を活用しよう【新人研修】
3月も終盤に近付き、日中は過ごしやすい季節になってきたものの、朝晩の冷え込みも続いていて着る洋服選びに悩んでしまう…
朝の準備時間にもその日の天気や気温をついつい確認してしまったり…と私にとってこの時期はとても難しい季節だと感じます。
さて、今回は「人財」をメイントピックに、人財育成に必要なこと(心構え)や活用できる相対効果などを皆さんと共有出来ればと考えています!
私の思う「人財育成に必要な心構え」4つ
まず、これまでの経験で私が人財育成に必要だと感じた心構えを4つ挙げてみました。
①目的の明確化
②目標の設定
③スキルの可視化
④研修の設計
人財を育てていく為には、ただ「指導」するだけでは意味がありません。指導者も目的や目標を持って、向き合うことが必要不可欠。
また、研修を行う際には決して高望みせず、対象メンバーに合わせた研修内容を設定することも大切です。
「知識」・「行動」・「意識」の3つの観点から実効性の高いプログラムを策定することで”ただの研修”から”実りある研修”に一歩、近づくことができます。研修が指導者の「自己満足」に留まらないよう、指導者は常に意識しておきましょう。
ピグマリオン効果とゴーレム効果を知って研修を”実りある”ものに
では、「何を」「どう」すれば”実りある研修”に近づけるのか。
前章でも記した通り、研修内容については対象メンバーによって良し悪し/向き不向きが変わります。
ここで今回私が紹介するのが「相対効果の考え方」。相対効果の考え方やテクニックを活用すれば研修を”実りある”ものに改善できます。
また、これらは研修内容を問わないため、今ブログを読んでいる指導者の皆さんも簡単に応用できます!まず2つの効果「ピグマリオン効果」と「ゴーレム効果」について紹介します。
■ピグマリオン効果■ |
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・期待をかけると成果が高くなる心理効果 |
・褒められ、期待を寄せられることで勉強や仕事のパフォーマンスがアップする |
上司から「期待しているよ!」と言われたら、その仕事を頑張ろうという気持ちになりませんか?

■ゴーレム効果■ |
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・期待しなかったり見込みがないと思うと、本当にその通りの悪い結果になってしまう心理効果 |
・期待を受けられずモチベーションが低下し、パフォーマンスが下がる |
「あなたには難しいと思うけど…」のような発言のあとに渡された仕事を頑張ってやろうと思いますか?

これら、特にピグマリオン効果を与えられるようなコミュニケーションを研修内で行えば、「意識」の面で良い影響を与えられるかもしれません。
まとめ
今回は、「人財育成」と「相対効果」についてブログを書かせていただきました。
人にはそれぞれ個性や特性があります。そのため単に「人材育成」と言っても、人が人を育てていくことはとても難しいことだと私は思っています。
ただ教えるだけでは人は育ちません。また、ひとりひとりに合った教え方や伝え方もあります。
育成「する」側も意識と目的・目標を持って、それらを明確にすることで共に学び、成長していく。これが本来の「人財育成」に繋がるのではないかと私は考えています。
「ピグマリオン効果とゴーレム効果」を指導者が意識するのもその一つ。
実際に使う場面はないとしてもゴーレム効果に当てはまりそうなコミュニケーションは避けたり、とネガティブな効果を持つものでも活用方法があります。
これから人財育成に携わる方は、内容などの深いところから組み立てるのではなく、まず「意識」の面で対象メンバーに良い影響が期待できる研修を組み立ててみてはいかがでしょうか。