最近はAIとチャットや会話できたりするサービスも増えており、AIが私たちの日常生活にも浸透しつつあるように思えます。そこでAIの普及に関する状況を調べてみたので、皆さんと情報を共有できればと思います！

”個人的に生成AIを使ってみる”人は少ない？

『令和6年版情報通信白書』によると、総務省実施のアンケートで生成AIの利用経験に”使っている(使ったことがある)”と回答した個人は日本だとわずか9.1%

この結果は中国（56.3%）、米国（46.3%）、英国（39.8%）、ドイツ（34.6%）とは大きな開きがあります。

・・・日本は低いですね！(*_*;

利用しない理由として最も多く挙げられたのは「使い方がわからない」。次いで「生活に必要ない」という理由も。

ですが国内の個人がAIをあまり活用できていない反面、企業単位を対象としたAI活用の調査ではAI活用の取り組みが進んでいるとの結果も得られました。

IDC Japanの調査によると、国内企業におけるAIシステムの実利用およびPOC（実証実験）での利用は2018年から2023年の5年間で10%以上伸びています。

企業によるAI活用と言えば、日本ではAI活用による人手不足の解消などが注目されていますが、AIは本当に人の代わりになるのでしょうか？？？まずは人手不足に悩まされている業界について調べてみます。

人手不足に悩まされている業界｜実際にAI活用をし始めている例も！

人手不足に悩まされている業界は、小売業界、飲食業界、介護業界などを筆頭に多くあり、当然ながら我々、物流業界も人手不足に悩まれています。

それと同時にAIの活用による人手不足の解消も期待されており、調べてみるといくつかの業界では活用実績や活用例も確認できました！

▷小売業界

レジ業務の大幅な負担軽減に期待。

「レジの混み具合を予測するAI」「カメラやICタグを使って瞬時に金額を計算するAI」などが既にいくつかの企業で導入されています。

▷飲食業界

対話型のAI、スマートスピーカーを飲食店でも利用する動き。

スタッフが厨房にいながら客の注文を確認できるシステム。飲食店側は、客席まで注文を取りに行く手間を削減できます。

▷介護業界

施設内のインフォメーション的役割を期待。

データを蓄積・学習させることで新しい職員への介護技術の継承や教育にも活用できます。

人手不足解決策としてのAI活用で期待できること

ここまでAI活用について調べたうえで、「人手不足解決でAIを活用した際に期待できること」を筆者なりに考えてみました。

労働の負担や残業を減らすことができる可能性

日々の決まったフォーマットの資料作成など、人間が手動でやるより早く出来る業務をAIに任せれば、それが残業の理由になっている場合には残業時間を減らすことも可能です。

人が”より付加価値のある業務”に力を注ぐことができる可能性

AIのほうが向いてる業務をAIに任せることで、従業員は”より付加価値のある業務”があればそちらに集中・力を注ぐことが可能です。

例えば製品の開発や企画など、営業活動を高める仕事に割く時間を増やせたり、既存サービスの発展のために割く時間を増やせたり、するかもしれませんね！

最後に・・・｜不得意なこともあるのを理解したうえで活用する

AIの技術的進歩によって、先述したような人手不足の解消がさまざまな業界で期待されていますが、そこには懸念もあります。

・AIを扱える人材が不足している
・AIにも苦手な分野があり、現状すべての業務の代替にならない

ですが、現状の人材不足による問題、

例えば単純な業務でもその量の多さのせいで残業が長時間化してしまったり、既存サービス発展のための時間を十分に確保できなかったり、、、

といった事は改善できれば「より良い人財育成」「より良いサービスの提供」にも繋がるため、弊社ではAI活用を進めていきたいと考えています！