ノンカスタマイズモデルの新WMS(倉庫管理システム)「SMARTS-EVO」をリリース

2024/6/3

エムエルシーフロー・メイカーズ

~OMO支援・海外拠点活用も含めてサプライチェーン全体を効率化~

 ノンカスタマイズモデルの新たなWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム、以下「WMS」)「SMARTS-EVO」を2024年6月にリリースすることを発表します。

 「SMARTS-EVO」は、フロー・メイカーズグループが40年以上のアパレル・小売業界向け物流支援を通じて習得したノウハウを基に機能拡張を図ってきた現行版WMS「SMARTS-Neo.WMS」にラインナップとして加わるシステムの柔軟性とデータの有用性を兼ね備えた新たなソリューションです。

 今回のリリースにおいては、「SMARTS-EVO」の特長的な機能として挙げられる ①店頭OMO(※1)支援機能と、②海外店舗アソート機能を弊社既存顧客である株式会社ジュン(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木進)へ先行導入します。①店頭OMO支援機能では、実店舗からの個配業務の効率性と安全性を高めることを目的とした送り状ラベルの発行機能を240店に導入します。また、②海外店舗アソート機能は、『物流の2024年問題』で懸念される国内輸送能力の低下および国内物流コストの上昇を回避すべく、生産地である海外拠点での店舗アソートを実現することでサプライチェーン全体の最適化を図ることを目的に中国の物流園区(※2)へ導入します。

(※1)OMO(Online Merges with Offline):

ECサイト(オンライン)と実店舗(オフライン)を融合し、顧客体験の向上を目的とする
マーケティング手法です。近年、新たなマーケティング概念として注目を集めています。

(※2)物流園区:

保税区内、または保税区に隣接する特定の港湾区域内に設立された、専門的に国際物流業を 発展させる税関特殊監督管理区域のことを指します

【背景】

 国内アパレル・小売業界においては、コロナ禍で伸長したECでの購買が定着する一方で、実店舗への回帰が鮮明であり、消費者の購買行動は多様化しています。実店舗での買い物体験に価値を見いだす消費者が多い傾向もあり、ECで確認した商品の質感やサイズを確認するために店舗で試着した上で購入するなど、オンラインとオフラインの境界線は益々なくなりつつあります。

 一方、物流業界においては、『物流の2024年問題』に直面しており、何も対策を講じなければ物流の停滞が懸念され、2030年度には輸送能力が約34%不足すると国土交通省が試算しています。

また、燃油価格の値上がり、人件費の上昇、EC市場拡大による輸送需要の増加により、物流費高騰は避けて通れない状況であり、荷主企業においては具体的な対応策を講じる必要があります。

【SMARTS-EVOサービス概要】

 「SMARTS-EVO」はMLCが開発・運用し、MJFが提供するWMSであり、アパレル・小売業界に特化して過去40年以上にわたり培ってきたノウハウを基に機能拡張してきた現行版WMS「SMARTS-Neo.WMS」をベースとして実装機能は維持しつつ、システムの柔軟性とデータの有用性を兼ね備えたデータドリブン(※3)型の倉庫管理システムです。

 統合在庫管理(※4)の実現に向けて専用モジュールとの連携も可能であり、OMO支援機能や海外拠点での倉庫業務に必要な機能も実装しています。なお、特定のデバイスに依存せずどこからでもアクセスできるため、コンシューマー用スマートフォンの利用も可能です。また、基幹システムとのシステム連携が必須ではないことから(インポート/エクスポート用標準フォーマット有)、初期投資を抑えたシステム導入を実現します。今後、倉庫内の生産性を可視化する機能や消費期限・賞味期限などを管理する機能も実装し、一般消費財を扱う企業へのご提供も予定しています。

(※3)データドリブン:

経験や勘だけでなく、収集したデータの分析結果をもとに、課題解決のための施策立案やビジネスの意思決定などを行う業務プロセスのことを指します。

(※4)統合在庫管理:

実店舗と物流センター等のチャネル別に分断した在庫を一元管理することであり、販売機会ロスの最小化・販売可能在庫の最大化を目指す在庫管理手法を指します。

【SMARTS-EVO画面イメージ】

◆業務端末画面

◆管理端末画面

【フロー・メイカーズグループの今後の展望】

 フロー・メイカーズグループは、アパレル・小売業界の物流業務において長年の実績を持つソリューションベンダーです。アパレル・小売業を支える物流インフラのプラットフォーマ―として、グループ会社で物流業務を担う水岩ファッションサービス株式会社(本社:兵庫県神戸市須磨区、代表取締役:西本信也)の実現場の課題に対して共に考え工夫し、ソリューション領域を広げてきました。今後もサプライチェーンの最適化を目指し、ソリューション進化を続けます。

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