PERFORMANCE

導入事例

バロックジャパンリミテッド様

システム物流

2023/11/6

RFID機器やt-Sort(小型の無人搬送車)との連携を行い物流DX化

私たちフロー・メイカーズ・グループはMOUSSY、SLY、RODEO CROWNSなどのアパレルブランドを展開するバロックジャパンリミテッド様に物流サービスおよびシステムサービスを提供しております。

お客様ご指定のセンターにて、100万点を超える在庫管理を担いつつ、日々平均して入出荷で延べ約4万点の作業を約70名前後のパート作業員にて対応しております。

お客様ご担当者様とは定例会を週次で実施しており、作業実績や課題の共有、生産性向上や課題解決の提案を行い、センター運営の安定化に向けての意見交換を行っております。

庫内の在庫管理・作業管理においては、弊社グループシステムであるSmarts-Neo WMSを利用しており、近年ではRFID機器やt-Sort(小型の無人搬送車)との連携を行い物流DX化も積極的に推進しております。

弊社取扱い当初から従来の出荷業務の生産性を向上させることが大きなテーマであり、私たちは常に挑戦を重ねてきました。

例えば、EC出荷業務では新しいマルチピッキングの手法を開発することで生産性改善に貢献致しました。

通常のマルチピッキングは一度に対応できる件数は5件程度ですが、私たちのマルチピッキングでは、一度に50件前後を纏めてピッキングし、その後にハンディターミナルにて複数人で仕分ける事が可能です。

その結果、当初より最大約1.5倍の生産性を実現することができました。

Connected-Neoの利用で出荷作業の高速化

更なる改善を図るべく、2020年に「Smarts-Neo WMS」のサブシステムである「Connected-Neo」を開発しました。

「Connected-Neo」では出荷指示・受注データの類似性を解析・分析し、特性に応じてグループに分類する事を可能とします。

その結果、各特性に分けた作業グループ毎の作業計画を戦略的に組み立てることで、出荷作業の高度化を実現しております。

直営店向けのBtoB出荷でもConnected-Neoを利用し、さらにt-Sort(種まき方式ロボ)とも連携することで高い生産性を実現しております。

導入前は日々、1店舗毎に作業を行う摘取り(ピッキング)方式で人手にて実施しておりましたが導入後はデータ解析にて、摘取り方式(人手)と種まき方式(ロボ)、各々に適した作業グループ毎に分けて作業を実施しております。

データに基づき各手法を使い分けることで、最大で約1.9倍の生産性向上を実現することができました。

今後も私たちフロー・メイカーズ・グループは引き続きバロックジャパンリミテッド様の物流高度化に貢献できるよう努めていきます。

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