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2024/1/23

「包装」と「梱包」の違い|物流の5大機能

以前の記事で実際の業務に沿って『物流の5大機能』について紹介しました!

『物流の5大機能』とは?|実際の業務に沿って解説!

今回の記事ではその5大機能の中でも「包装」についてを深掘りしてみたいと思います!

倉庫内の「包装」とは

お客様の商材を運んでいる間、商材が破損しないようにする必要があるため、

商材をダンボールなどで包装・梱包する。

以前記事内では上記のように紹介をさせて頂きました。

「包装」、「梱包」どちらも商材を包むという点では同じ意味を持ちますが、両者は包む目的が異なります。

「包装」の目的・・・商材の見栄えをよくするため・お客様に情報を伝えるために行います。

例)プレゼントとして包装紙で包む、新商品のチラシを入れるなど

包装には商材を保護するためだけでなく、商材の価値を高める目的があります。

包装紙や紙袋などラッピングが魅力的だと、商材がさらに素敵に見えて、気分が上がりますよね😊

弊社の「包装」作業は?

弊社ではお客様のご自宅にお送りする商材と一緒に、チラシの同封作業などを行っています。(セール・新商品のお知らせなど)

倉庫内の「梱包」とは

「梱包」の目的・・・商材を輸送・保管するため。商材の価値や状態を維持するために行います。

例)段ボールや緩衝材、ラップ、フィルムなどを利用して商材を包むなど

輸送の際にトラック・飛行機が使われるため、梱包には破損しないように商材を保護する目的があります。

輸送手段の他にも長距離移動・天候など様々な方面に考慮する必要もあります。

弊社の「梱包」作業は?

弊社では段ボールでの梱包を多く行っており、ブランドロゴが入った専用のダンボールを使用することもあります。

筆者の実体験

筆者が倉庫内で店舗への出荷を研修として参加させて頂いた当時は、ダンボールのサイズが商材の点数に関わらず統一されていました。

商材はアパレル商材で服だけでなくアクセサリーも取り扱っていたため、

ダンボールに隙間ができて小さいアクセサリーがそこから飛び出してしまわないか・・・と思いました。

そこで「ダンボールの中で大きな隙間ができないように」「箱内でアクセサリーに大きな動きがないように」といったことを考え、

「商材の梱包順番を適切にする」「アクセサリーを洋服と洋服の間に挟んで梱包」といった工夫をしました。

まとめ|生活の中でも身近な「包装」「梱包」

倉庫内だけでなく、私たちの生活にも「包装」、「梱包」は身近かと思います。

プレゼントのラッピング包装、ネットで注文した商品が手元に無事に届くためのダンボールや緩衝材での梱包…

自身が消費者の立場に立ち、どうしたら気持ちよく受け取ることができるだろう?

という視点を持つことで業務により力が入るのではないかと考えました。

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